2012年 08月 10日
長野・松代まずは、善光寺へお参り。
門前町の蕎麦屋さんやお土産の唐辛子もいいのですが、お目当ては本堂の下にある「お戒壇巡り」でした。
本堂のご本尊を拝み、地下へと続く階段へ。
光がまったくない世界。
右手を腰の高さにして、壁を触りながら恐る恐る進みます。真っ暗な闇の中だと、必要以上に喋る人達。
なぜか頭をぶつける気がして腰をかがめてしまいます。不思議。
一周すると錠前のようなものが手に触れ、ガチャガチャ。
これが目的です。
続いて、川中島古戦場跡へ。
武田信玄の本陣に単騎で攻め入った上杉謙信の像。
ボランティアのガイドさんが詳しく説明してくれました。
松代城跡。
日本百名城のひとつできれいに整備されていますが、本丸跡のみ。
松代城から車で2分。
第二次大戦末期に天皇陛下を含む大本営をこの地にある象山の地下に移すという計画があり、住民や朝鮮人労働者を大量に動員して作らせた地下壕があります。
実際に使われることは無く、秘密事項だったため表に出る事はなかったのですが、地元の高校生の調査をきっかけに明らかにされたそうです。
こちらは中の様子。
真夏なのにひんやりとした空気。
本気でここに大本営を移し、本土決戦に挑もうとしたのでしょうか。
狂気としか思えません。
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